職場や学校で滑舌が悪くて聞き返されたりした事はありますか?
一度だけなら良いですが、何度も聞きかえされてしまうと悲しくなってしまいますよね。
今回はそんな滑舌のお悩みをお持ちの方に、原因や解決出来るボイストレーニングをご紹介致します。
滑舌が悪くなる原因究明
1.顔や舌のの筋肉がよわい。または硬すぎると滑舌が悪くなります。
声を出す時に舌が適切な位置で動かせていない場合や位置が違っている場合は滑舌が曖昧になります。特にサ行やカ行などは舌の位置を気をつける必要があります。サ行は舌が滑って前に出る人も多いです。
2.話し方のクセや、話す速度も滑舌に影響します。
話す時に言葉の語尾が空気が混ざり過ぎて最後が聞こえにくくなってしまう人がいます。
他には、話す時に速度が速すぎている人もいます。
3.息を吐く力が良い事も滑舌に影響をあたえます。
声を出す時に息の吐く力が弱いとあいまいな発声になってしまいます。
また、声帯の閉鎖がきちんとされていない場合もあります。
4.舌の動きが鈍い事も滑舌に影響を与えます。
舌の動きがゆっくりだと、発音が不明瞭になりやすい。
5.歯並びによっても滑舌に影響が出ます。
歯が邪魔をして発音の邪魔をしている場合がある。
6.一時的な筋肉の緊張も滑舌に影響を及ぼします。
プレゼンテーションの時など、一時的な緊張状態になると筋肉が緊張して滑舌に影響を与える場合があります。
7.病気や障害によって滑舌が悪くなる場合もある。
例 神経疾患等により滑舌が悪くなる場合もあります。
滑舌改善トレーニング方法!
1.リップロール
唇を軽く閉じて、唇の間から息を出して、唇を振動させる。
強い息を一定に吐く練習。唇の緊張を取る練習。
2.滑舌改善のために!早口言葉の練習!
早口言葉には、か行、た行、さ行が特に使われる事が多いです。
この行が舌が使いにくいので、初めはゆっくり、舌の位置を確認しながらトレーニングしましょう!
3.滑舌改善のために!口や舌の筋肉を付けよう
「あ い う え お」を大きな口を開き、舌もしっかり動かしましょう。
「や か さ た な」などの行は特に舌を動かす行なのでしっかり使う場所を意識して発声しましょう。
4.滑舌改善のために!タングトリルの練習。
タングトリルとは舌に空気をぶつけて震わす練習です。舌の力を抜くトレーニングとして最適です。
5.滑舌改善のために!唇を動かす練習
ぱの行や、まの行など、唇を使う行なので、徐々にスピードアップして言えるように練習しましょう。
6.滑舌改善のために!声帯を閉じる練習
寒い時に手に息を当てるように 「はぁ」と息を当てます。次に徐々にハッキリした声で声の大きさを上げて「は」と言ってみましょう。
声の質は声帯の閉じ方で調節しているので、このトレーニングは声帯の閉鎖をコントロールするのに最適です。
7.滑舌改善のために!強い息を吐けるよにしよう。
ストローを用意してストローの先を3分の1だけ押さえて息を吐きます。とても吐きづらいですが、腹筋を鍛えたり、強い力で吐く訓練になります。
8.滑舌改善のために!ロングトーンの練習
「さ」という言葉を使って息を声に乗せるてみましょう。出来るだけ長く声を伸ばしましょう。息を吸う時には複式呼吸も意識すると息の循環化が良くなります。